学習・技術検証用デモ — 本システムは実際の銀行サービスではありません。

公開情報をもとに構築した教育目的のシステムです。実在する個人情報・口座情報・機密情報・認証情報等を入力しないでください。

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ACADEMY 2.0 PILOT · MISSION 9

インシデントを調べて対応する — 記録することと直すことを分ける

銀行のシステムでも、処理が思いどおりに終わらないことがあります。このMiniBankの運用センターは、そうした異常を一覧に並べ、人が「インシデント(対応の記録)」を起票して、調べたこと・原因・対応を残し、管理責任者が閉じる仕組みです。インシデントを記録しても、それだけで異常は直りません。7つのケースで、何が事実として分かっていて、何を記録し、何を直し、次の人に何を渡すかを予想してから確かめます。

教材内シミュレーションこの演習はMiniBank v13の運用センター(Banking Operations Center)の実装をもとにした教材内シミュレーションです。登場する支払・口座・担当者はすべて架空で、実際のデータベースや決済システムには接続しません。

CASE 1 / 7 基本

異常に気づく — 一覧の項目と、インシデントは別のもの

MISSION

架空の口座Aから、他行宛に10,000円の送金をしました。決済システムからの応答がないまま時間が過ぎ、送金は「結果不明」になりました。同じころ、GL(総勘定元帳)と補助元帳の残高にも差が出ています。運用担当Aは運用センターを開き、結果不明の送金の行にある「インシデント化」ボタンを押します。

運用センターのキューには、対応が必要な項目が重要度の順に並びます。インシデントは、1つの異常への対応を、起票から完了まで記録するものです。

あなたの判断

実行する前に、予想してください

答えは、このMiniBank(v13)の実装での動きです。ほかのシステムでは別の設計もあり得ます。その違いは結果のあとの「設計の考え方」で紹介します。

観点1 何が起きたのかAがボタンを押す前、キューに2件が並んだ時点で、インシデントは何件あると思いますか?

結果画面の「操作ごとの記録」で、4番目の操作のあとのインシデント件数と比べます。

観点2 影響範囲はどこかAが起票したあと、キューの「結果不明」の項目と、送金そのものはどうなっていると思いますか?

結果画面の「運用センターのキュー」と「支払と口座」と比べます。

観点3 次に何を調べるかキューの「GLと補助元帳の差異」の行にも、同じ「インシデント化」ボタンは表示されると思いますか?

結果画面の「運用センターのキュー」の起票ボタンの欄と比べます。

残り 3 問に答えると実行できます。